借金で首が回らない状態

支払いの為に、他の消費者金融業者から新たに借金を繰り返すことで、多重債務問題が大きくなって、社会問題にもなっています。
そこで、借金を出来なくするように貸金業法の改定が行われました。
これは、総借入額を年収の3分の1に制限すると言う内容になります。
あなたの年収に対してお金を貸す限度額が法律で決められてしまいました。
例えば、年収が300万円の人なら100万円までしか、借りる事が出来なくなってしまいます。
今までなら、ある程度お金が払えるならと言う大雑把な解釈でお金を貸す事ができたのに、この法律では収入を証明する書類を提示させてハッキリと貸付ラインを決めてしまいました。
【改正貸金業法の目的】
その1:多重債務問題の解決と安心して利用できる貸金市場の構築。
その2:貸金業者の業務の適正化
・参入規制の強化などにより、貸金業者の業務の適正化を図ります。
その3:過剰貸し付けの抑制
・指定信用情報機関制度、総量規制を導入し、返済能力を超える借入れの抑制。
その4:金利体系の適性化
・グレーゾーン金利を撤廃し、出資法の上限金利を引き下げ。
しかし、自転車操業をしていた人達は、今後借入れが出来なくなる「借金難民」となったのです。
自転車の片輪を外されてしまったのですから、倒れるほかありません。
自己破産などの債務整理を行うか、最悪はヤミ金でお金を借りるかの選択を余儀なくされてしまいました。
調査によると、貸金業の利用者のうち15%がヤミ金を「収入の範囲で返済できるならやむを得ない」「違法性は関係ない」などと肯定的に考えていました。
また、ヤミ金に接触した人のほぼ半数が、正規業者に新規融資を申し込んで断られた利用者であることも分かった。
そして、貸金業者の利用者は1500万人以上とも言われ、同法改正について、融資を受けられず混乱する人が増加する事が考えられます。
日本貸金業協会への相談件数は、08年1月は2050件でしたが、完全施行された今年6月には4531件と倍増しました。
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